桃林春秋をご覧頂きありがとうございます。
與兵衛桃林堂にまつわる、小さな情報をお伝えしております。
桃の節句も過ぎ、まもなく二十四節気の五番目、啓蟄を迎えます。土の中の虫たちの様子は想像するだけですが、お花屋さんにも色とりどりの花が並び出し、通りの木々にも蕾や新芽が見えて確かに春の気配が感じられます。
三月に入りまして季節の生菓子は、「さくら餅」・「さくら薯蕷」を始めております。
さくら餅は、こしあんを道明寺粉の生地でくるんでいます。
塩漬けの桜の葉の香りがほんのり、春を感じさせます。
お餅と一緒に葉も召し上がるか、葉は香りだけを楽しむか、どちらでもお好みでよろしいようです。
一つ、２５２円（消費税込み）です。お日持ちは当日中です。
さくら薯蕷（じょよ）は、白あずきのあんを包み、上に桜の花の塩漬けをあしらっています。薯蕷とは、すりおろした薯蕷芋（やまのいも）に砂糖と米粉を混ぜて蒸した、お饅頭の生地のことです。高級なお饅頭であることから、上用饅頭ともいわれます。
一つ、 ２５２円（消費税込み）です。お日持ちは一両日中です。
先月首都圏や山間部で混乱をもたらした大雪ですが、こちら八尾でも積もるほどの雪が降りました。寒い冷たいとぼやきましても、雪を眺めて珍しい気持ちで過ごせる暮らしはまだまだ有難いと感じました。奈良・東大寺のお水取りも始まり、いよいよ春が…という気持ちになります。
581-0004 大阪府八尾市東本町2-5-12 與兵衛桃林堂（月曜日定休日）
電話 072-929-3663 ファックス 072-929-3665
