桃林春秋をご覧頂きありがとうございます。
與兵衛桃林堂にまつわる、小さな情報をお伝えしております。
今日は二十四節気の啓蟄（けいちつ）でした。先日の暖かさが嘘のような寒いこの数日間ですが、それでもふとした明るい陽射しや、ふくらみはじめた花の蕾、どこかで沈丁花が咲いているのか、すーっといい香りが通りでしたり、確かに春が近づいているとそこかしこで感じます。土の中では虫たちが動き始めているでしょうか。また、関西に住む人にとっては、やっぱり東大寺のお水取り・修二会が終らないことには春はこない…、というのがこの頃の挨拶によく交わされる言葉です。それは、やっと春がやってくる、という待ち遠しい、嬉しい気持ちの表現でもあるのかもしれないですね。
三月に入りまして季節の生菓子は、さくら餅・さくら薯蕷を始めております。
さくら餅は、こしあんを道明寺粉の生地でくるんでいます。
塩漬けの桜の葉の香りがほんのり、春を感じさせます。
お餅と一緒に葉も召し上がるか、葉は香りだけを楽しむか、どちらでもお好みでよろしいようです。
一つ、180円（消費税込み 189円）です。お日持ちは、当日中です。
さくら薯蕷（じょよ）は、薯蕷で白あずきのあんを包み、上に桜の花の塩漬けをあしらっています。薯蕷とは、すりおろした薯蕷芋（やまのいも）に砂糖と米粉を混ぜて蒸した、お饅頭の生地のことです。高級なお饅頭であることから、上用饅頭とも呼ばれます。
つややかな白い生地に桜が華やかですので、
お祝いのご進物に少しそえられたり、ホワイトデーの贈り物などにもいかがでしょうか。
一つ、 220円（消費税込み 231円）です。お日持ちは、一両日中です。
少数でも予めご予約下さいましたら、確実にご用意させていただきます。
581-0004 大阪府八尾市東本町2-5-12 與兵衛桃林堂（月曜日定休日）
電話 072-929-3663 ファックス 072-929-3665
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